講師例会報告
日時: 2025年9月9日
場所: 京都北都信用金庫 5階会議室
講師: 戦場カメラマン 渡部陽一 氏
テーマ: 石の上にも15年 「コツコツ続ける力」
担当部会: 髙本部会
残暑が厳しく汗ばむ陽気のこの日、講師例会を開催し、戦場カメラマンとして世界各地を取材されている渡部陽一氏をお招きしました。多くの会員の皆様にご参加いただき、会場は熱気と期待感に包まれました。
渡部氏からは、戦場での取材体験や現地の人々の暮らし、そして平和の大切さについて、独特のゆったりとした語り口でお話しいただきました。特に印象的だったのは、今回のテーマにもなっている渡部氏の座右の銘「石の上にも15年」という言葉です。これは、大学時代の恩師・山本先生から贈られたもので、「覚悟を決めた仕事なら、毎日コツコツと続ければ、15年という年月をかけて必ず道が開ける」という意味が込められているそうです。渡部氏はこの言葉を胸に、長年にわたり戦場カメラマンとして活動を続け、世界中の現場を取材してこられたと語っておられました。
また、戦火の中でも笑顔を絶やさず生きる子どもたちの写真やエピソードは、私たちの胸に深く響きました。「日常の当たり前が、世界のどこかでは当たり前ではない」という言葉は強く印象に残り、参加者一同、平和への感謝と責任を改めて感じる時間となりました。
今回の講師例会を通じ、私たちは日々の平和な暮らしの有り難さと、コツコツと努力を続けることの大切さを再認識しました。この学びを今後の活動にも活かし、会の発展に努めてまいります。
結びにあたり今後とも、ほくと鵬信会の活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。































































