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一年を振り返って




平成23年度会長 東井 誠一朗

 
「絆」が1年を表す感じとして選ばれた2011年。
3月に発生した東日本大震災の津波被害は未だに経済に悪影響を与えていますが地震直後から世界中で支援の声が上がり、様々な形で復興への手助けを受けました。
被害状況と同時に地域住民が食料を分け合い、互いに助け合い励ましながら復興に向けて前向きに生活されている姿が連日報道されました。また6月には、なでしこジャパンの活躍に一喜一憂し、家族や仲間、地域のつながり、まさに「絆」の持つ暖かさと力強さ、重要性を実感する事ができました。

と同時に、時代が大きく動いた1年だったのではないでしょうか。
世界中で加速する民主化運動による独裁政権の崩壊、世界規模での経済不安、特にEU圏の経済危機は深刻な問題となっています。急激な円高、領土問題、洪水等の自然災害、様々な問題が絡み合い経済に悪影響を与えています。
7月には地上デジタル放送への完全移行、スマートフォンを代表としたIT機器の急速な普及、少子高齢化による新たなビジネスも動き出しました。

会長所信として「一歩前へ、自分を変える」偉そうに掲げてはいますが、本当は自分に対しての目標だったのかも・・・・・・。
一歩前へ出る事ができたにか? 少しでも自分を変える事ができたのか?
会長職が終わった今でも自問自答中ですが、貴重な経験をさせて頂いたと感謝しています。こんな未熟者に協力して、様々な事業・例会を成功に導いて下さった役員はじめ会員の皆様には、ただただ感謝の気持ちで一杯です。

今年は40周年の節目、異業種団体の利点を生かす意味でも積極的に事業・例会に参加し親睦を深め、過去の歴史に負けない新たな歴史を一緒に築いていきましょう。

最後になりましたが、京都北都信用金庫様はじめ関係各位のご理解とご協力により無事に会長職を全うできました事、心より感謝申し上げます。
本当に有り難うございました。