会長所信

令和6年度 ほくと鵬信会
会長 岡野優人

ふえきりゅうこう
「不易流行」

昨年、長く私たちの活動を制限してきたコロナ禍を克服し、4年ぶりに多くの行事が復活しました。しかし、異常気象や原材料高の影響を受けた悪いインフレ等、新たな困難は次から次へと発生します。困難と向き合うことは大変ですが、それらを乗り越えることでわたしたちは成長し発展してきました。
様々な困難を乗り越えるには、個の力だけで乗り越えるのは難しいです。ほくと鵬信会 という団体での学びや交流が、その困難を乗り越える一つのきっかけとなればと考えます。今年度はテーマを「不易流行」とさせていただきます。「不易流行」とは、いつまでも変
化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをもとりいれていくことを言います。
私たちほくと鵬信会の目的は「会員相互の親睦をはかり、会員の社会的経済的地位の向上に資するため必要な研鑽を行い、もって会員の事業の繁栄と舞鶴市の経済発展と地域社会に寄与すること」となっております。この目的は不易とし、これまで通りほくと鵬信会らしく楽しく学び交流していきたいと思います。
しかし時代に合わせて変化していくことも必要です。通信手段の例を見てみても固定電話しかなかった時代から携帯電話、メール、SNS と変化しております。今後は AI のさらなる普及もあり、他分野も日々進化していくのでしょう。我々も時代の変化に適応していくべきだと考えます。新たなものを利用したり、変化したりすることで、メリットがある反面、上手くいかないこともあるかもしれませんが、失敗も糧として今後に生かせればと思います。
最後に平成29年をピークに会員数が減少傾向にあります。それにともない各部会の人数も以前と比べて少なくなってきております。円滑な事業運営のため、会員の拡大はもちろん、既存の会員の皆様にも積極的に部会や事業へご参加いただき、皆で一緒にほくと鵬信会を楽しく盛り上げていきたいと思いますので、ご協力をお願い申し上げます。

基本方針・運営方針
1.事業及び例会の内容を充実させる
2.会員の積極的な事業への参加を促進し、会員相互の親睦と交流を深める
3.OB の方々や京都北都信用金庫様との交流を深める
4.会の活性化のため、会員拡大に取り組む
5.地域行事に参加し、舞鶴を盛り上げる

直前会長 一年を振り返って

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